権威筋によると、中国の電子商取引大手・アリババグループのファンド投資サービス「余額宝」を介したファンド投資額は既に200億元を上回っており、ファンド運用の事業提携を行っている天弘基金の関連通貨型ファンドも中国の5大通貨型ファンドの一つにまで規模が急拡大した。現在、多くのファンドが規模拡大を図るためアリババとの業務提携を検討しているとう。15日付中国証券報が伝えた。
「余額宝」は6月からサービスがスタートし、アリババの決済サービスである「支付宝」のユーザー向けに打ち出された電子マネーの残高を運用する新サービスである。ユーザーは「支付宝」口座にチャージしたお金を「余額宝」に移すことで通貨型ファンドを買うことができ、決済や振替も随時行うことができる。