青島市黄島(ファンダオ)区の海藻加工業はすでに40年の歴史がある。今日では世界最大級の海藻加工生産基地に成長し、総合加工生産量は全国総量の3分の2以上を占めている。今、同区は高付加価値かつ高技術の新製品の生産を通じ、単純な原料加工から脱却し、ハイエンド産業チェーンの実現に向けて大きな一歩を踏み出そうとしている。
海藻を使った特色ある海洋生物産業を今後より拡大していくため、黄島区は同区を代表する明月(ミンユエ)海藻と聚大洋(ジュダーヤン)の2つの企業を核心とし、敷地面積500ムーの海洋生物産業園の建設を計画している。この計画では、2015年までを第一工期とし、海洋機能食品(副材料、調味料)、海洋薬品、海産物加工、海洋化粧品、海洋医療用創傷被覆材(ドレッシング材)専門生産などの部門を集約した発展園区を建設し、年間生産高100億元を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月21日