アジアとヨーロッパを結ぶマルマラ海底トンネルが、現地時間の29日、トルコ共和国建国90周年という記念すべき日に開通した。トンネルは全長13.6キロで、約1.4キロが海底にある。トンネル深さは海面から60メートルで世界最深。マルマレ海底トンネルはイスタンブール市に始まり、ボスポラス海峡を抜けてアジアとヨーロッパを結ぶ夢の海峡横断鉄道である。
トンネルの深さ世界一
マルマラ海底トンネルの全長は13.6キロで、そのうちは1.4キロは海底を通る。海底4.6メートル、海面60メートルで世界一の深さを誇る。トンネルの総建設費用は約41億ドルで、トルコ政府はこの工事を「世紀のプロジェクト」と呼んでいる。
この海底トンネルは一日120万人の乗客の大陸間の往来を可能のし、運賃は1.95リラ(約1ドル)。運転開始から15日間は無料で乗車できる。