(四)自由貿易区の建設を加速
多角的な貿易システムの開放に比べ、自由貿易区は対象を選べ、プロセスをコントロールできるという特徴があり、局部で以って全体の開放を促す効果がある。中国はすでに12の自由貿易協定(FTA)を結んでいるが、先進国に比べて全体的なレベルが高くなく、規模も限られている。中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易区のバージョンアップを早急に図り、区内の貿易・投資の自由化、便利化のレベルを高めるとともに、中韓、中日韓、中豪、東アジア地域の包括的経済連携(RCEP)などの自由貿易協定(FTA)交渉を積極的に進め、アジア太平洋地域の経済の一体化を促し、他の経済・貿易パートナーとの自由貿易協定(FTA)交渉を適時スタートする必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月22日