中国国家統計局が1日発表したデータによると、2013年12月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51と、前月から0.4ポイント低下したものの、年間平均値を0.2ポイント上回り、15カ月連続で景況改善と悪化の分岐点である50を上回った。2日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「新規受注指数、製造業生産指数、従業員指数などの製造業PMIの主要サブ指数と大・中・小企業PMIが軒並み小幅低下となったことが、当面の景気回復基調が弱く、中国経済に一定の下振れリスクがあることを示している」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年1月2日