中国環境保護部は先般、『セメント工業大気汚染物質排出基準』と、『セメント窯による固体廃棄物処理における汚染物質排出基準』を発表した。これは中国セメント業にとって、史上最も厳しい汚染物質排出基準となった。
業界関係者は、「新基準発表の目的は、セメント業の規制強化で、汚染物質排出量を削減すると同時に、同業種の構造調整とグレードアップを促すことである。2014年はセメント業の大手企業にとって買収・合併のチャンスが多くなる一方で、中小企業の存続圧力が増すことになる」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年1月3日