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japanese.china.org.cn | 07. 01. 2014 |
中国南車株機の展示ホールでは、我が国の鉄道車両工業の発展の歴史を垣間見ることができる。
株洲電力機車は1936年設立当初、国力も何の技術もなかった中国で、車両の自主開発はおろか、南北鉄道の大動脈で蒸気機関車の修理工場を一つ作っただけでも快挙であった。1958年、旧ソ連の鉄道技術を基に、中国初となる電車を製造した。1978年、修理された最後の蒸気機関車が工場から発車すると、株洲電力機車は全面的に電車生産工場に転換された。今日までに5000台を超える40種類もの電車が株洲電力機車の工場で誕生し、中国の大地を駆け巡り、遠く離れた海外でも活躍している。2002年以降、株洲電力機車は地下鉄車両製造への参入にも成功し、国内初の一括請負メーカーとして、それまでの外国メーカーの長期に渡る中国市場独占を断ち切った。これによって中国大陸で地下鉄を有する27の大、中都市の中で、10都市で同社の車両が使用されるようになった。同社にとって、2013年はさらに誇らしい年であったといえる。下半期だけの数ヶ月間で、同社がインドに製造した車両が運営を開始し、マレーシア政府交通部はさらに60輌の新型都市間鉄道車両の購入を決定した。
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