自由貿易区ブームが続く中、上海市、天津市、厦門(アモイ)市、広西チワン族自治区、青島市など多数の省・直轄・自治区の自由貿易区計画案で、「国際水上輸送拠点」の構築が提起されており、新たな「国際水上輸送拠点」建設ブームが間もなく到来すると見られる。24日付中国証券報が伝えた。
広州市の陳建華市長は22日の記者会見で、「広州市は広州南沙保税港区と広州空港経済区をカバーする自由貿易区の設立を申請している。今後南沙保税港区を中心とする国際水上輸送拠点の建設に積極的に取り組む」と発表した。また、『武漢長江中遊航運中心総体計画綱要』は先般、湖北省政府の承認を受けており、2030年をめどに、長江中流水上輸送拠点の形成が目指されている。
「中国証券報」より 2014年2月24日