バレンタインデーまであと3日となった2月11日、バラの香りが沂源県の街中に充満した。
「今年のバラの価格は平年より少し高いが、買いに来る人は絶えず、今日の午前は十数人の予約を受けた。多くが11本予約し、21本予約する人もいる」と、董源さんは花を切りそろえながら話した。貴都商城の向かいにあるこの花屋は董源さんのおじさんが始め、彼はよく手伝いに来るという。「ここ数年、花を買う人が増え、店はますます繁盛している」と董源さん。
ほかの花屋も同じ状況である。宋萍さんは、商売繁盛は人々の思想の変化と物が豊かになっているためだと見ている。2013年の同県の公共財政収入は16億2000万元で前年比8%増だった。都市部1人当たり平均可処分所得は2万7849元で15%増、農村部1人当たり平均可処分所得は1万2377元で13%増。宋萍さんは、「財布が膨らめば花は自然と売れる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月24日