ニューヨーク証券取引所(NYSE)を運営するNYSEグループのシニア・ヴァイス・プレジデント兼資本市場部門主任のデヴィッド・エスリッジ氏は先般、中国証券報のインタビューに応じた際、「米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小を継続するとの観測は米国株式市場にダメージを与えると見られるものの、米国上場を計画している中国企業への影響は大きくない」と指摘した。3日付中国証券報が伝えた。
「実際のところ、米国市場では今、中国関連銘柄が大きな注目を集めており、2014年は米国市場に上場する中国企業が倍に増えることが予想される」とデヴィッド氏が述べた。
デヴィッド氏はまた、「米国市場の他に類を見ない盛り上がりが市況の変化に影響されることはない。中国関連株を含めた高成長が期待できる企業は、2014年も引き続き、米国投資家の人気を集めるだろう」との見方を示した。
「中国証券報」より 2014年3月3日