全国人民代表大会(全人代)代表・深セン証券取引所総経理の宋麗萍氏は9日、「創業板(新興企業向け市場)におけるリファイナンスと上場廃止の関連制度は、中国証券監督管理委員会(証監会)の指導の下で、深セン証券取引所を中心に策定作業が進められており、いま策定はほぼ完了し、近い時期に発表される見通しである」ことを明らかにした。具体的な発表時期については、宋氏は言及を避けている。10日付中国証券報が伝えた。
現在検討されている「創業板リファイナンス管理方法」で、リファイナンスの自由化、市場によって企業のリファイナンスの規模と価格が決められるメカニズムの形成が目指されている。
業界内で呼び声の高い政策提言の1つは、「今後創業板上場企業のリファイナンスが実施プロジェクト面の制限を受けずに、資金需要があり、案件が市場で認められれば、企業がすぐに創業板を通じてリファイナンスを行える仕組みにするべきである」というものである。
「中国証券報」より 2014年3月10日