関係筋が明らかにしたところによると、11月8日午前9時、上海証券取引所で「滬港通」(上海と香港の株式取引の相互乗り入れ制度)システム開通式典のリハーサルが約30分間行われた。「滬港通」システム開通後の最初の取引に関するテストも同時に行われた。同日、香港証券取引所においても開通式典のリハーサルが行われた。10日付中国証券報が伝えた。
これまでに、中国証券監督管理委員会(証監会)の鄧舸報道官が「滬港通の準備作業が最終段階に入っている」と述べたことがある。アナリストは、「滬港通開通式典リハーサルの挙行は証監会報道官の発言を裏付けており、滬港通はいよいよラスト・スパートの段階に入っている」と話す。
「中国証券報」より2014年11月10日