中国株式市場で6日、ここ2カ月間低迷していた医薬品セクターの株が全面高となった。しかし、今後の同セクター株の株価の分化が予想されている。7日付中国証券報が伝えた。
今回の医薬品セクターの全面高について、あるアナリストは「市場の流れの変化で、医薬品セクターの株がここ2カ月間下落し続けていたことが修正された結果だ」と話す。一方で、「ファンダメンタルズは依然良好なため、2カ月間の調整を経て医薬品セクターの株の上値余地は依然大きいが、業界全体の成長速度が鈍ってきていることもあり、高バリエーションの維持は困難となる。2015年は同セクター株の株価の二極化が予想される」という。
「中国証券報」より2015年1月7日