中国の李克強総理は2015年の政府活動報告の中で、「メイド・イン・チャイナ2025」戦略の実施を表明したことを受け、中国工業情報化部は3月18日に「2015年のスマート製造モデルプロジェクト支援をめぐる特別行動に関する通知」を発表した。これは、中国政府の関係部門が「メイド・イン・チャイナ2025」戦略の実施に正式に動き出したことを意味している。
工業情報化部は、2015年に30件以上のスマート製造モデルプロジェクトが始動し、2017年にその範囲がさらに拡大し、効果的な経験が徐々に全国に普及することを目指している。
アナリストは、「メイド・イン・チャイナ2025」戦略の実施がいよいよ本格化し、スマート製造の概念も大きな投資テーマになると指摘する。スマートロボット、自動化設備などのニッチ産業は投資家に要注目だという。
「中国証券報」より2015年3月24日