中国航空工業集団公司(中航工業)は3月31日に北京で、同社の「中航聯創プラットフォーム・愛創客」が正式に運営開始したと発表した。これは中国で「インターネットプラス」戦略が提起されてから、初の大型インターネット革新創業プラットフォームの登場だ。「インターネットプラス」で明確な行動計画を提起したのは、10大軍需企業の中でこれが初めてあり、同社の事業発展だけでなく、中国スマート製造産業全体にもプラスの役割を果たすと見られる。
中国航空電子兼中航聯創の蘆広山董事長は上海証券報の記者に、「中航聯創プラットフォームの目的は革新、共同研究・開発、スマート製造とインターネットとに効率的に結びつけ、中国における最も価値ある産業の相互コネクティビティと革新創業プラットフォームを作り上げ、インターネットを通じて中国革新創業のグレードアップを図ることにある」と表明した。
関係筋によると、中航聯創プラットフォームは昨年9月から早くも設立され、中航電子、中航新興産業投資公司、中航機載電子の三社が共同で設立したものだ。登録資本金が7000万元で、一年余りの建設と試験運営を経て、登録ユーザーとファンはすでに4万人に達している。
蘆広山董事長は記者に「インターネットプラス」の下にある中航聯創プラットフォームの美しい未来を描いてくれた。