注目されていた「預金保険条例」が昨日、正式に公布された。5月1日から施行される。草稿段階とほぼ同様の内容となっているが、今回新たに「7営業日以内の返済」という文言が加えられ、返済期限を明確にした。本条例は、金融機関の預貯金に対する保険に関する条例であり、最大50万元の払い戻しができる。
影響1:大銀行は費用負担が多く、中小銀行は少ないが……
預金保険制度が上限付きの補償であることから、預金者は比較的安定した金融機関を選択することになるだろう。業界筋によれば、すでに多くの市民が国有銀行を選択している中、条例によって中小銀行の受ける影響は小さくないという。経営の芳しくない中小銀行は大銀行に吸収合併されるかもしれない。