在日中国大使館の何振良・公使は「本は個々人の価値観の醸成や社会世論の形成にかけがえのないものであり、日本の良い本をもっと中国語に翻訳し中国の人たちが読めば、相互理解が進み、中日友好はさらに促進される」と呼びかけた。
日本の出版界を代表して、上瀧博正・全国出版協会理事長(元トーハン会長)は「日中友好親善に向けて熱い思いを寄せた関係者の努力に敬意を示したい。今後も交流会を通じて日中友好が一層促進するよう支援をお願いたい」と訴えた。
この後、宮本雄二・元駐中国大使(日中関係学会会長)が「当面の日中情勢と出版界の役割」と題して基調講演、続いて「日中の信頼関係増進における出版界の課題」と題するパネル討論会が行われた。(提供/レコードチャイナ・編集/SC)
「人民網日本語版」2015年7月2日