インターネットやモノのインターネットの急速な発展に伴い、家電スマート化の流れが確実になり、スマート家電の時代が訪れようとしている。中国家電メーカーの格蘭仕集団(Galanz)はこのほど、世界初の会話が可能な中国語版スマートドラム式洗濯機「G+滴嘀」を発表した。同製品は8月18日よりB2Cの京東商城で予約販売を開始する。新華網が伝えた。
同製品はアップルのSiriを搭載した洗濯機のようなものだ。ユーザーは話かけることで洗濯機の各種操作を実現でき、洗濯機のボタンを押したりノブをひねる必要はない。またこの洗濯機は音声によりユーザーの指示に反応し、指示を理解し操作を実施したことを伝えてくれる。携帯電話にアプリをダウンロードすれば、帰宅途中に携帯電話に話しかけることで洗濯機を動かし、帰宅後に服を干すことが可能だ。ドラム式洗濯機を使えない高齢者も、口を動かすだけで操作できる。外を散歩中も、携帯電話は洗濯の状態をリアルタイムで教えてくれ、洗濯が終了すると報告してくれる。
業界関係者によると、スマート家電は便利・省エネ・安全・スピーディーなどの利点により、人々の生活をより快適にしてくれる。これは消費のアップグレードを加速し、業界に大きな活力を注ぐ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月21日