この通訳ロボットは、科大訊飛株式有限公司が研究・開発した、同社「超脳計画」の段階的成果である。同計画は、ハイレベル人工知能に焦点を絞った最先端の重大プロジェクトであり、ロボットの機能を「会話が可能」から「理解・思考が可能」のレベルに引き上げるという目標に近づく中核プロジェクトでもある。
科大訊飛の劉慶峰・董事長によると、「フェイフェイ」は、わずか1秒以内に、中国語から英語および英語から中国語への通訳が簡単にできるという。このロボットは、2014年音声翻訳技術のための国際評価ワークショップ(IWSLT 2014)の英語・中国語通訳部門コンペティションにおいて、米マサチューセッツ工科大学(MIT)や日本の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)など世界トップレベルの大学や研究機関をおさえ、見事第一位に輝いた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月24日