北京・通州地区で「北京通州行政副センター」の建設が加速している。「運河核心区」、「文化観光区」など、様々な都市機能を担う「機能区」の整備は全面的に始動。北京の非首都機能の分散化や、「京津冀」(北京、天津、河北)エリア協同発展計画を推進する一環として注目されている。
■3つの「機能区」を建設へ
5つの運河の交流地に位置する「運河核心区」で都市整備が急ピッチに進められている。あちらこちらに新しい高層ビルが建設中。通州区新城建設管理委員会の朱志高・主任によると、すでに16件の大規模プロジェクトを誘致し、いずれも着工している。年内に100メートル超の高層ビル10棟が上棟する見通し。来年には建設工事がピークを迎え、さらに多くのビルが上棟するという。