インターネットで午前中に野菜を選んで注文し、オンライン決済で支払いを済ませれば、午後には自宅前に置かれた野菜用の箱まで野菜を配達してくれる。こんな新しい野菜販売方法が最近、武漢で人気を集めている。現代的な通信技術のGPRSとモノのインタネット技術を利用して、顧客が注文した野菜を住宅区に設置された「電子野菜箱」に配達すると、野菜箱がショートメッセージで利用者に連絡し、いつでも好きなときに野菜を受け取ることができる。
従来のような野菜販売方法に代わり、こうした新たな「電子野菜箱」方式の野菜の直販サービスが拡大している。武漢市では既に240カ所以上の住宅区で導入され、毎日3千世帯以上が同システムを利用している。中間の流通段階を省くことで同システムはよりスピーディーで店頭価格よりも20%安い価格を実現し、人気を集めている。
「人民網日本語版」2012年3月15日