中国人民銀行の周小川総裁は12日、第12期全国人民代表大会第4回会議の記者会見で、国内外で大きな経済・金融の問題や出来事が起こらなければ、穏健な金融政策が保たれるとの見解を示した。穏健な金融政策を講じて、その他のマクロ調整策とともに効率性の向上、内需の拡大、イノベーションの推進を図れば、経済成長の目標を達成することが可能となり、追加措置を講じる必要はないとしている。
「もちろん例外はあって、海外や国内で重大な異変が起これば、金融政策の柔軟性を保ち、各種のショックや出来事に対応する必要がある」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月12日