【交通運輸服務司の劉小明・司長】新エネ車の利用と普及、公共交通の発展を優先的に推進することは、我が国の都市交通の発展において非常に重要で、優先順位も高い。党指導部や国務院も新エネ車の発展を重視している。ここ数年、国務院が一連の新エネ車発展推進策を打ち出した。特に公共交通分野の新エネ車の普及について、交通運輸部、国家発展改革委員会、工業情報化部、財政部などの関連部署はそれを「必達目標」と位置付け、各都市の政府に対し、推進を奨励・促進している。
ここ3年の努力を経て、深センを含め、北京、上海、済南、鄭州などの都市で新エネ車が急ピッチに普及している。足元で新エネバスはすでに5万台を超えている。これからも国家戦略として公共交通の発展を優先的に推進する。都市化、現代化、機械化が急速に進む中、都市部は交通渋滞問題と大気汚染問題を抱えている。この2つの問題を同時に解決するには、公共交通の発展を優先的推進することが唯一の道だ。公共交通の利用が拡大すれば、交通手段の構造的な改善が図れ、自家用車の購入や利用を適切な方向に誘導することもできる。