家電大手は先を争い生態圏への試み始める
今回の博覧会では国内の大手家電メーカーである海爾(ハイアール)が世界初の開放的で透明度の高い生態系「海爾スマートライフプラットフォーム」を発表した。ユーザーはAPPを通じて直接自分の製品ニーズを伝え、家電製品をオーダーメイドできる。生産システムはニーズに基づき、自動で生産、配送、組み立てまでの全工程サービスを完成させることができる。国内のハイエンド路線の家電ブランドである卡薩帝(casarte)もインターネット工場を通じて、ハイエンドユーザーの多様化するニーズを満足させることをその目標としている。卡薩帝中国エリアの宋照偉総経理は「真のハイエンド製品は価格が非常に高いということがその特徴ではなく、本当の意味でユーザー個々のニーズに完全に応えられているかどうかだ」と語った。
美的は今回、新たに研究開発した栄養、空気、水の三大分野にわたる22タイプのスマート化製品を展示している。しかし、家電業界でますます勢いが強まるスマート化傾向について、美的集団の胡自強最高技術責任者は「スマート化は必ず製品がベースとなる。優れた製品の機能がなければ本当の意味でのスマート化は実現しない」と強調した。京東グループの子会社である京東智能も同日、京東微連「智能家」戦略を発表し、東易日盛と協力して初のクライアントタイプのスマートホームソリューションを発表した。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月14日