インバウンド観光客の入国が多い中国の都市トップ10は、上海、北京、厦門(アモイ)、広州、成都、杭州、青島、深セン、南京、西安。うち、韓国、日本、タイからの観光客は上海、北京、成都の3都市からの入国が多かった。一方、マレーシア、シンガポールからの観光客は広州と厦門からの入国が多かった。
同報告書によると、インバウンド観光客に最も人気の観光地は北京、上海、西安。うち、54.3%が北京に、14.5%が上海に行っていた。西安は9.2%だった。その他、中国中部の都市で人気だったのは成都、桂林、麗江などで、南部地域で人気だったのは広州、厦門だった。また、インバウンド観光客に最も人気だった観光スポットトップ10には、万里の長城、頤和園、紫禁城,兵馬俑、秦始皇陵、陽朔西街、上海外灘(バンド)などが入り、インバウンド観光客が中国の歴史・文化が詰まった観光スポットを非常に好んでいることが分かった。その他、黄山、峨眉山、虎跳峡、西湖など、自然の美しい観光スポットも人気だった。