中国資本がこのほど、イタリアプロサッカーリーグ(レガ・カルチョ)に加盟するACミランを買収した。買収のうわさが浮上してから約2年でついにそれが現実となった。中国の投資グループは今回、株式93.93%を7億4000万ユーロ(約833億円)でACミランを買収することで合意した。新華社が伝えた。
今回の買収の代表者は、「海峡資本」と「中欧体育投資管理長興有限公司」の李勇鴻・主席。中国のコンソーシアムは、「海峡資本と李主席以外にも投資者がACミラン買収に参加した」と明らかにしている。
6月6日、中国の家電量販大手・蘇寧雲商集団(江蘇省)が、同じくイタリアプロサッカーリーグに加盟するインテル・ミラノを、2億7000万ユーロ(約330億円)で買収すると発表した。
「人民網日本語版」2016年8月6日