アジアロボティクス連盟公認の「粤港澳(広東・香港・マカオ)ロボット革新基地」がこのほど発表会を行い、正式に発足した。同基地は、横琴マカオ青年起業バレーに設けられる。横琴新区管理委員会副主任の閻武氏らが発足式に出席した。同基地は、珠海横琴維思港ロボット科技有限公司が筆頭となって運営し、広東・香港・マカオの3地の若者に、科学普及・親子・教育・インタラクション・特訓を一体化した科学技術交流のプラットフォームを提供する。
横琴金投起業バレーインキュベーター管理有限公司総経理の徐牧氏によると、同基地は今後、次の3つの事業を中心として運営される。
第一に、プラットフォームの構築。アジアロボティクス連盟の指導の下、広東・香港・マカオのロボット産業の産業・大学・研究所・資本などの革新資源を統合し、相互に利益のあるウィンウィンの運用メカニズムを構築し、各種の要素間の交流・インタラクションを促進し、広東・香港・マカオのロボットとスマート製造の研究成果の転化を後押しする。
第二に、サービスの重視。横琴マカオ青年起業バレーの整ったインキュベーションサービス体系と資源を拠り所とし、ロボット産業の革新や起業家への付加価値サービスの提供を行う。
第三に、ブランドの構築。ロボットの展覧会やフォーラム、競技大会などの活動の幅広い展開を通じて、広東・香港・マカオにおけるロボット実践の環境を整え、基地の知名度と評判を高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月18日