1月23日から旅行に出発する人が目立って増加し始め、25日にピークを迎える見込みだ。旅行者の多くは「連休旅行熱」が沸騰する前に出発してしまおうと考えている。
報道によると、こうした楽観的な予測を支える材料として、多くの観光目的地が引き続きビザ発給要件を緩和していること、航空便が増加したこと、旅行会社がますます増加する自由旅行客を呼び込むために低価格の団体ツアーを打ち出していることなどが挙げられる。今年は10日間の休みを確保できるため、大勢の中国人観光客が米国やオーストラリアなどの長距離路線を選択するとみられる。またアラブ首長国連邦(UAE)、モロッコ、タイなどは最近実施した中国人観光客対象のビザ申請料金無料やノービザなどの政策が効果を上げつつある。UAEは到着ビザを実施し、モロッコはノービザ政策を徹底させており、香港地区や台湾地区といった従来の連休観光旅行の重要目的地は、こうした国々に客を奪われている。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月16日