今回の「通知」について外匯局の責任者は、銀行間債券市場での海外機関投資家の外貨リスク管理を支えるだけでなく、債券市場と外国為替市場の対外開放につながる改革措置と説明している。
蘇寧金融研究員マクロ経済研究センターの主任でシニアフェローを務める黄志龍氏は、これによって中国へ国際資本が流入し、資本勘定の開放が進む上、中国経済と人民元資産市場の発展による恩恵を国際資本と共有することにつながると分析。中国人民元資産の収益率は依然として先進国を大幅に上回っていると指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月2日