イノベーション改革では、広東省自由貿易試験区が初めてフォールトトレラントシステム、第三者評価システムを導入し、経営・ビジネス環境の構築を規範化した。
福建自由貿易試験区福州区域は、累計でイノベーション措置9件110項目を打ち出し、中国3カ所の自由貿易区域のうちトップとなった。そのなかで初の取り組みは31項目に上っている。
専門家は『証券日報』の記者に対し、「今後は自由貿易区での初の取り組みが一般的となり、そのペースと範囲も拡大するだろう。これは自由貿易区の建設にとっては非常に好材料で、中国の対外貿易の開放と活発化につながり、包括性もさらに強化される」と話した。第1・2弾の自由貿易試験区の経験が、第3弾の発展をさらにスムーズにする見通しだ。ただ、初の取り組みは量ではなく質をみるべきで、各地方政府が現地の条件と強みを組み合わせた合理的な政策を発表し、自由貿易区の健全で秩序ある発展を図る必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月2日