北京のような国際化した大都市で、シェア自転車が登場し急速に発展していることが多くの外国人の注目を集めている。そして彼らは忠実なファンになる。メキシコから来たIván Tuchmannさんもその中の一人である。 彼は2014年に中国に来て、現在北京科技大学土木プロジェクト学科の修士課程で学んでいる。初めてシェア自転車を使ったのは五道口付近で、その交通手段としての身軽さに大変な驚きを感じた。
「スキャンすればすぐに乗れ、乗り捨てOKで、自転車を盗まれる心配もない。料金も驚くほど低い」彼は当時をこう振り返る。しかし彼をもっと驚かせたのはその発展スピードである。「とても速い。数ヶ月の間に台数が大幅に増えた。ブランドが一気に増え、サービスも多様となり、優遇方式も各種登場。中には保証金が不要なところも出てきて、各社ともシェアを握るために力を振り絞っている」という。
「個人が出かけるのにシェア自転車はとても便利。メキシコにシェア自転車はない。ここ2年の間に中国にシェア自転車が登場してからというもの、近くにいくときにはお金もかからず速くて便利。渋滞で時間を損することもなくなった」と彼。