シェア自転車サービスを展開するofoと摩拜単車は中南米市場に初進出し、メキシコでサービスを提供しようとしている。ofoはメキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイに注目している。ofo北米事業のコミュニケーション責任者のタイラー・ベネット氏は、海外メディアに対して「メキシコの複数の都市でサービスを展開する予定だが、具体的な日程表は決めていない」と話した。
消息筋によると、摩拜単車はメキシコで繁栄するイダルゴ州でシェア自転車サービスを提供するため交渉中で、2月にもサービス開始される見通し。
摩拜単車の広報担当者は自社の計画を明かさなかったが、新市場進出前に現地政府との連絡に時間をかけると話した。
公式サイトによると、摩拜単車は2015年1月創業で、2016年4月22日の「アースデイ」に上海で正式にシェア自転車サービスを開始した。その後シンガポール、英国、イタリア、日本、米国、韓国など9カ国の180都市に進出し、700万台以上のシェア自転車を運営している。
ofoは韓国市場に進出し、韓国第2の都市の釜山で試験的に運営すると発表した。ofoは現在まで、シェア自転車サービスを世界21カ国の250都市以上で展開している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月29日