中国のSF産業総生産高、2019年上半期は300億元超

中国のSF産業総生産高、2019年上半期は300億元超。

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発信時間:2019-11-09 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ここ数日に開かれた2019中国SF大会で、南方科技大学科学・人類想象力研究センターは『2019年度中国SF産業報告』を発表した。報告によると、2018年、中国のSF産業は急成長し、総生産高は456億3500万元に達し、2017年の140億元の3.26倍になった。19年上半期の総生産高は315億6400万元で、前年同期の約1.38倍に増加。


 市場を細かく見ると、中国のSF読書市場の18年総生産高は17億8000万元で前年同期比83.5%増。19年もSF読書市場の総生産高は増加する見通しで、上半期は約13億8000万元、2018年通年の77%に達した。


 SF映画が2018年の中国SF市場総生産高に占める比率は最も高い。報告によると、SF映画市場の2018年の総生産高は209億500万元、うちSF映画は33億7070万元だった。19年上半期に上映された映画作品の総生産高は172億3390万元に達し、国産SF映画は68億5650万元を占めた。


 南方科技大学科学・人類想象力研究センターの呉岩主任は報告発表時に以下のように述べた。産業の面で見ると、昨年と今年上半期のSF映画の国内発展は全体的に興行収入と興収比が大幅に上昇した。ハリウッドのSF映画が主導的シェアを引き続き握ったが、今年上半期は『流浪地球』などの国産SF映画が公開され、シェアにおいてハリウッドによる支配的地位に挑み、SF映画の全体的な興行収入の伸び率も大幅に拡大した。


 SF産業の今後について、同報告は以下のように示した。映画は引き続き産業の牽引力となり、産業をより壮健かつ豊富にし、従事者は安定して増加する。新技術の研究開発とSF産業の結合の動きが現れ、政府は引き続き投入を増やし、基礎理論研究と教育発展がSF産業の持続的成長の重点になる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月9日

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