「イノベーション都市」ランキング、中国の順位が浮上

「イノベーション都市」ランキング、中国の順位が浮上。

タグ:イノベーション都市 

発信時間:2019-11-15 14:50:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 豪メルボルンに本社を置くデータ企業「2thinknow」は最新の2019年版世界「イノベーション都市」ランキングを発表した。ニューヨークが東京に代わり、世界で最もイノベーション力の高い都市になった。中国の都市の順位が大きく浮上し、トップ500に44都市が入選した。独週刊誌『フォークス』が13日に伝えた。


 同ランキングは2007年より毎年発表されている。今年は500都市が入選した。評価の基準となる指標は、交通運輸、不動産価格など100以上にのぼる。ニューヨークのイノベーション指数は59点で、前年より3ポイント増。報告書はニューヨークについて、「より人にやさしく持続可能なライフスタイルを持ち、新興経済とスマート技術を支持している」と評価した。ロサンゼルス、シカゴ、ボストンがトップ10に入った。


 アジアの都市の全体ランキングも浮上の傾向を示している。東京は「ロボット技術など新興分野の技術に強い」とされたが、ニューヨークを1ポイント下回り2位に甘んじた。最も進歩が目覚ましかった中国の都市は北京で、順位を11上げ26位になった。上海は2つ上げ33位。香港は今年、情勢の悪化により順位を29下げ56位とした。


 報告書によると、中国の都市の指数向上は、中国の世界的な実力の強化を意味する。中国はスマート技術などで世界の先頭に立っている。欧州で今年トップ20に入ったのはロンドン、パリ、ベルリンのみで、近年の順位を下回った。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月15日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで