マスク、防護服、防護手袋、消毒スプレー、薬品といった防疫対策の不足物資は毎日、深圳の陸上、港湾、空港を通じて中国に輸入され、防疫対策の最前線へと運ばれている。17日に深圳海関(税関)を取材した記者によると、新型コロナウイルス肺炎の流行後、深圳海関が通関検査した防疫対策物資は累計5.1万ロット、件数にして1億件を超えた。うち防疫対策の最前線で不足しているマスクは7935万枚、防護服は46万着となっている。
深圳海関は、各業務部門と通関検査場に24時間体制の防疫対策物資の専用窓口およびルートを設けており、検査場13カ所の緊急連絡人36名を公表し、責任を明確化した。専任者を配した相談ホットラインを通じて、社会のニーズにリアルタイムで対応している。また、検査場と防疫対策のポストに能力の高い担当者を配属し、飛行機、船舶、車両いずれの輸送手段であっても防疫対策物資が検査場で滞らないよう人員を確保している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月19日