世界を助ける中国の人工呼吸器 大規模輸出に待ち受ける挑戦は?

世界を助ける中国の人工呼吸器 大規模輸出に待ち受ける挑戦は?。

タグ:人工呼吸器

発信時間:2020-04-02 19:18:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1つ目の挑戦は、部品の供給だ。姜さんは、「非侵襲的人工呼吸器の部品は数百点にもなり、侵襲的人工呼吸器はさらに多い。人工呼吸器の供給チェーンは複雑で、当社製品の場合は数十社が関わっており、協力が必要だ」と説明した。

業界関係者の指摘によると、「人工呼吸器の重要部品サプライヤーの多くが海外にいる。今は感染症の影響で、海外での部品不足の状況が中国の呼吸器生産能力の向上に影響し、企業の中には中国国内で新たなサプライヤーを探し始めたところもあり、政府の関連当局も部品供給の難題の調整と解決に乗り出した」という。

2つ目の挑戦は、中国内外の承認だ。中国政府は公告の中で、4月1日より、新型コロナウイルスによる肺炎の検査キット、サージカルマスク、医療用防護服、人工呼吸器、赤外線体温計を輸出する企業は税関への申告時、書面か電子での声明により、輸出しようとする製品が中国の医療機器製品登録証明書を取得したこと、および輸出先の国(地域)の品質標準の要求に合致したことを約束しなければならないとした。

3つ目の挑戦は、物流コストの高さだ。感染症が世界に広がり、国際物流が打撃を受け、物流コストが上昇している。大まかな統計によると、2-3月には、国際航空市場の輸送力が通常時に比べて60%以上減少した。旅客機による貨物輸送の能力も大幅に低下し、航空輸送にかかる時間が長くなり、価格は上昇を続けている。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年4月2日


<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで