国務院の李克強総理は17日、国務院常務会議を主宰しました。その際に、金融機関による企業へのさらなる合理的な利益還元の先導、経済基盤の安定に対するサポート、費用削減政策の効果的な実施の促進、市場主体の負担削減を求めました。
会議では、「『六つの安定』の業務を行い、『六つの確保』の任務を実施して、ポジティブな財政政策、特に救済と市場の活力を引き出す規模的な政策の役割を果たす必要がある。それと同時に、通貨金融政策の実体経済に対する支持力を強化して、企業、とりわけ中小零細企業が難関を乗り越えていくことをサポートし、金融機関と企業の共生共栄を推進しなければならない」としました。
また、会議は、今年から各関連部門と機関が一連の費用削減措置を導入し、企業の救済にポジティブな役割を果たしたと示しました。次の段階として、既存の費用削減政策を実施すると同時に、不合理な費用徴収を止め、「放管服(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)」の改革を深めて、市場化、法治化、国際化のビジネス環境を作り上げることであると指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月19日