塗装が真新しい3機の国産新型リージョナルジェット「ARJ21」が28日、上海市浦東区の中国商用飛機有限責任公司総組立基地に集まった。3機は3大航空会社の中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空に交付される。これはARJ21が中国の主流民間航空市場に入ることを意味する。
中国商用飛機有限責任公司市場・販売部の張小光部長は、「ARJ21にとって、3大航空会社への交付は中国主流の民間航空市場に入ることを意味する。市場開拓性、航路適応性、旅客の認知度が飛躍的に向上する」と述べた。
同3機は90席のオールエコノミークラスで、3社の需要に基づき客室内の内装をカスタマイズしている。1機目が市場に投入され、旅客を乗せ運航するまでには、さらに数カ月の試験と慣らし運転が必要だ。計画によると、同3機は年内に3社に交付される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月30日