国家知識産権局の第3四半期定例記者会見が9日、オンラインで開催された。特許、商標、地理的表示、集積回路図設計の半年の統計データが集中的に発表された。データによると、今年上半期の中国の主要知財権指標は予想に合致し、知財権事業の発展が安定を維持した。
今年上半期の中国国内の3種の特許出願件数は219万5000件で、商標出願件数は417万件。国内の特許・商標出願は前年同期比で成長を実現した。月別に見ると、国内出願は2月に新型コロナウイルス感染症の大きな影響を受け大幅に減少したが、その後速やかに回復し増加を続けた。現在の前年同月比の伸び率はすでに、新型コロナ発生前の水準を上回っている。
国際的な出願状況を見ると、国家知識産権局が上半期に中国の出願者から受理した特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願件数は前年同期比20.7%増の2万6800件。マドリッド協定議定書に基づく国際商標登録出願件数は36%増の3875件。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月10日