月探査機「嫦娥5号」、上昇モジュールが制御を受け月に落下

月探査機「嫦娥5号」、上昇モジュールが制御を受け月に落下。

タグ:嫦娥5号 月探査機

発信時間:2020-12-09 15:16:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家航天局が発表した情報によると、月探査機「嫦娥5号」の上昇モジュールが8日6時59分、地上の指令に基づき制御を受けつつ軌道を離れた。7時30分頃に月面の経度0度、南緯30度付近の予定のエリアに落下した。


 嫦娥5号の上昇モジュールは先ほど、中国初の地球外天体からの離陸を実現し、予定の軌道で軌道・帰還モジュールの結合体とドッキング・ランデブーし、月の試料の移動を終えていた。さらに6日12時頃に軌道上で、軌道・帰還モジュールの結合体から順調に切り離された。


 国家航天局月探査・宇宙事業センターの専門家は、「嫦娥5号の上昇モジュールは無事使命を終え、制御を受けつつ軌道を離れ月に落下した。スペースデブリ化を回避し、国際社会の今後の月探査任務への影響を避けた。これは責任ある大国の中国による、人類の平和的な宇宙探査・利用に関する重要な約束だ」と発表した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月9日

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