新型コロナ流行により「宅経済」が急速に人気を集め、オンライン娯楽は生活を充実化させる重要な選択肢の一つになっている。
重慶市経済開発区に進駐した網易文創デジタル経済産業パークがこのほど正式に開業し、第1陣で20社の企業が進駐した。業界関係者は、これは重慶市のゲーム産業チェーン構成における代表的な出来事だと見ている。
「2020年中国ゲーム産業報告」によると、2020年の中国ゲーム市場の実質売上高は約2786.87億元で前年比20.71%増加し、自主開発海外ゲーム市場の売上高は約155億ドルで同33%増加した。2018年と2019年の比較的低い伸び率を経験後、2020年の中国ゲーム市場は急成長期に戻った。
天眼査専門版のデータによると、中国には現在、計28万社以上のゲーム関連企業がある。地域別に見ると、ゲーム関連企業数トップ3は広東省、江蘇省、浙江省となっている。うち広東省は9万社以上で、全国の32.98%を占める。
ここ10年、中国のゲーム関連企業の年間登録数増加幅は変動しながら上昇しており、2017年はピークの21.8%に達し、2019年は6.5万社以上増加し、増加幅が過去最大となった。2020年はゲーム関連企業が5.8万社以上増加。うち7月は最多で、6300社以上増加した。
ゲームは世界共通の芸術言語で、ゲーム産業は文化産業の最も重要な部分であり、中国の文化産業輸出の重要な支えとしての地位がより際立った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月10日