中国は今後5年で中東欧諸国から累計1700億ドル以上の商品を輸入する――これは9日に開かれた中国・中東欧諸国サミットの経済・貿易成果の一つだ。
経済・貿易協力は常に中国・中東欧諸国協力の重要内容となっている。中国と中東欧17カ国の貿易額は昨年、初めて1000億ドルを突破した。今回のサミットの経済・貿易の成果は豊富で、これには中東欧諸国からの輸入拡大、デジタル経済・EC・ヘルスケア産業などの協力拡大、53件・約130億ドルのビジネス協力協定の署名などが含まれる。
商務部欧州司の翟謙司長は中東欧から累計1700億ドル以上の商品を輸入する件について、「この目標は非常に実務的だ。中東欧諸国の機械・電気製品、自動車及び部品、農作物及び食品、紡績品、鉱物原料などは比較優位性を持つ。中国市場は大きく、生産・消費の高度化を促進中であるため、中東欧からの輸入拡大の大きな余地が残されている」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月10日