商務部が12日に発表したデータによりますと、今年1~2月、全国での外資実際利用額は1767億6000万元に上り、前年同期比31.5%の伸びになったということです。
業界別で見ると、サービス業の外資実際利用額は1417億4000万元で、前年同期比48.7%増となり、全国シェアの80.2%を占めています。そのうち、卸売と小売、宿泊と飲食業、レンタルとビジネスサービス業はそれぞれ54.1%、45.6%、70.3%伸びたということです。資金の出所から見ると、「一帯一路」沿線諸国や東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州連合(EU)の実際投資額がいずれも二桁の伸びを見せました。
これについて、商務部研究院地域経済協力研究センターの張建平主任は、「ポストコロナの時代、中国経済の早期回復と巨大な市場規模は外資にとって大きな魅力になっている」と分析しています。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月13日