国際通貨基金(IMF)が 先月31日に発表した公的外貨準備の通貨構成(COFER)のデータによると、世界の人民元外貨準備高は昨年第4四半期、前四半期の2455億5000万ドルから2675億2000万ドルに増加し、8四半期連続で増加した。世界の外貨準備高に占める人民元の割合も2.25%に上昇し、IMFが2016年第4四半期に同データの発表を開始してから最高となった。
米ドルは依然として世界主要中央銀行が保有する最大規模の準備通貨だが、その割合は過去25年で最も低い水準となった。昨年第4四半期は前四半期の60.46%から59.02%に下がり、3四半期連続の低下となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月2日