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中国の貧困との闘いの成果は世界のもの。
タグ：貧困削減
中国国務院新聞弁公室は先般、「人類の貧困削減における中国の実践」白書を発表した。経済日報は読者から反響があった話題について、北京師範大学中国貧困者支援研究院の張琦院長に独占インタビューを行った。
記者：白書のタイトルは「人類の貧困削減における中国の実践」とされたが、貧困脱却堅塁攻略戦は中国の発展と世界の貧困削減にとってどのような意義があるのだろうか？
張琦院長：国内的に見ると、貧困対策の実践により、農村振興と社会主義現代国家の全面的建設のスタートに向け強固な基盤が築かれた。貧困撲滅に向けた完全で効果的な一貫した制度体系は、目標が明確で強力な実行力を伴うもので、農村振興の全面的推進に貴重な経験を提供した。それはまた、貧困地区に先進的な発展理念と現代的な科学技術手法や科学的管理モデルをもたらしたうえ、活力と知識を提供し、発展の原動力を刺激した。貧困脱却堅塁攻略戦は中国の農村における偉大な革命であり、貧困地区の立ち後れた様子を大きく変えたほか、農村の全体的な発展を力強く後押しし、小康社会を建設するうえでの最大の弱点を補い、社会主義現代国家を建設し第2の100年奮闘目標を実現するための強固な基礎を築いた。貧困脱却堅塁攻略戦での全面的な勝利で、中華民族の自信と誇り、その結束力と求心力は大きく高まり、中国人民が進む道と理論・制度・文化に関わる自信、より素晴らしい生活の創造に向けた自信と底力が大きく高まった。これは社会主義現代国家の建設に向け大きな精神力を結集することになる。
人類全体の貧困削減という観点から見ると、中国の貧困対策は世界の貧困削減に大きく貢献し、人類の貧困削減のために新しい道筋を探し出し、世界各国で共有できるようにした。貧困脱却はこれまで世界の発展とガバナンスを阻害する大きな問題だった。世界の貧困は依然として深刻な状況で、一部の国で貧富の差が広がる中、中国は国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」貧困削減目標を10年前倒しで実現し、世界の貧困削減に自信と力を注いだ。
中国は、貧困のない、共に発展する人類運命共同体の構築を積極的に提唱する。現下の世界は100年に1度の未曾有の事態に直面している。新型コロナの感染拡大が未だ完全に抑制できないなか、貧困や飢えと病が人々の素晴らしい生活への希望と自信を蝕んでおり、世界の貧困削減対策に明確な方向性と持続可能な措置が求められている。そのため、貧困脱却堅塁攻略戦の成果は中国だけでなく、世界のものでもある。中国の貧困脱却堅塁攻略戦は、世界の貧困削減に向け希望の種を蒔いたのだ。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年4月17日
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