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japanese.china.org.cn |21. 04. 2021

上海モーターショー②自動車製造の「新種」が続々登場

タグ: 上海モーターショー

 ニューフェイス 自動車製造の「新種」が続々登場

 

 前回の上海モーターショーの最新の顔ぶれが自動車製造の新勢力であったとするならば、今回の多くのニューフェイスは「成熟した自動車メーカー+自動車製造新勢力」モデルを採用した「新種」だ。成熟した自動車メーカーの経験の蓄積に革新的な体制・メカニズムが加わり、多くの新興自動車ブランドが「中国の速度」を示している。

 

 智己汽車は今回の上海モーターショーで最も注目されている新ブランドの一つだ。上汽集団、張江高科、アリババグループが共同設立する智己汽車が昨年末、正式に発進した。設立から1カ月もたたないうちに、この企業は2種類の量産型モデルを世界初公開した。今回のモーターショーでは、SFチックなコンセプトモデル「Airo」をもたらし、未来の移動シーンを描いた。

 


 智己汽車の「L7」が19日、上海モーターショー2021に登場した。

 

 走行中のコネクテッドカーが生むデータの権益は誰のものだろうか。智己汽車の回答は、「ユーザー」だ。その「CSOPユーザーデータ権益計画」によると、智己汽車の設立時の株主の資本利益率は4.9%で、これを智己汽車にデータを提供するユーザーに還元する。

 

 他にも嵐図汽車も上海モーターショーに初登場となった。東風集団が昨年7月に正式に嵐図汽車ブランドを発表してからまた半年余りにしかならないが、嵐図汽車は多くの直営店をオープンし、さらに初の量産型モデル「FREE」の予約販売を開始した。

 

 嵐図汽車のCEOの盧放氏は「中国による創造が現在、中国自動車メーカーのコア・コンピタンスになりつつある。これは我々に『中国の自動車を世界と水平に』という実力と自信を与えた。当社は現在、未来型スマートカー、サービスに基づく電気/電子アーキテクチャーを研究開発中だ。2022年にはSOAアーキテクチャーの製品とサービスを発表する。また10分の充電で400キロ走行できる超クイック充電技術を研究開発しており、ユーザーの電気自動車の走行距離の懸念を解消する」と述べた。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月21日