経済>
japanese.china.org.cn |21. 04. 2021

上海モーターショー③スマート応用の「新たなアップグレード」

タグ: 上海モーターショー

 新技術 スマート応用の「新たなアップグレード」

 

 滴滴出行傘下の自動運転企業が、自動運転テストチームをめぐりボルボと協力する。百度が広汽、北汽、フォード、威馬と協力し、自動車スマート化の量産型モデルを発売する。大疆傘下のスマート運転事業ブランドである大疆車載が初めて公開され、ユーザーにスマート運転ソリューションをもたらした。今年の上海モーターショーの最大の変化の一つは、テック企業の深い参画だ。その一部が完成車メーカーと協力し、自動車にスマートなソリューションを提供し、さらには自動車製造プロセスに深く浸透する。

 

 ファーウェイの自動運転技術の世界初の公開試乗が15日、上海で行われた。市街地通勤時の非干渉自動運転が実現された。ファーウェイと北汽が共同開発した試乗車「极狐アルファSファーウェイHI版」がモーターショーの会場で大好評を博した。



  ファーウェイと北汽が共同開発した新エネ車「极狐アルファSファーウェイHI版」が19日、上海モーターショーに登場した。


 ファーウェイのスマートカーソリューションBU総裁の王軍氏は、「鴻蒙OSが車載情報機器に搭載されたのは今回が初めてだ。携帯電話と車載情報機器のシームレスな連結を実現し、携帯電話応用環境を車載情報機器に直接つなげる。これは車載情報機器の環境を豊富にするため非常に大きな力を発揮する」と述べた。

 

 大疆の総裁である羅鎮華氏は「当社によるスマートシステム研究開発の深い蓄積とスマート製造の経験により、自動車メーカーによるコストパフォーマンスの高いスマートカーの製造をより良く全力でサポートし、業界全体のスマート化を早めることができる」と述べた。

 

 「国際貿易の環境の変化、半導体不足などの外部環境の影響を受け、国内の自動車業界では国産化の呼び声が高い。これは当社に新たなチャンスをもたらした」自動運転技術研究開発業者のMINIEYEは上海モーターショーで、乗用車向けの車内外全域感知プランを発表した。同社のCEOである劉国清氏は「当社はファーウェイなどの国産半導体メーカーと協力するほか、上汽零束SOAプラットフォームに加入した。現在すでに比亜迪、江淮、江鈴、自動車製造テック新勢力などとの協力を開始している。将来的にはさらに国産自動運転プランの独自研究開発を強化し、現地化された自動運転環境を構築する」と述べた。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月21日