今年のメーデー連休には、力強いニーズに支えられた「埋め合わせ的旅行」の波がやって来るとみられる。25日に支付宝(アリペイ)のオープンプラットフォームで明らかになったデータによると、連休に先立つ旅行関連サービスの検索量が目に見えて上昇しているという。「北京日報」アプリが伝えた。
同プラットフォームのデータによれば、最近は「ホテル予約」の検索量が8倍急増し、「観光地入場券」は15倍も激増した。連休が近づくにつれ、旅行ニーズが拡大を続けている。
最も人気がある旅行目的地は上海ディズニーランド、杭州市の西湖、広州市の長隆リゾートエリア、安徽省の黄山、湖南省の張家界などだ。
連休期間中に爆発的に高まる予約ニーズをよりよく受け入れるため、山東省文化・観光庁はこのほど、アリペイのミニプログラム「好客山東」をリリースし、省内の観光地400ヶ所近くの予約サービスをアリペイで行えるようにした。厦門(アモイ)市も鼓浪嶼を含む観光地40ヶ所近くの参観予約・入場券予約サービスをアリペイで行えるようにした。これまでに全国の観光地1万ヶ所以上がアリペイのミニプログラムをリリースしており、ユーザーは事前予約が可能になったという。
このほか、ユーザーは旅行中に携帯電話を利用して、各自の個性に合わせたさまざまな便利なサービスを利用できるようになった。たとえば「ガソリンを入れる」と検索すると近くのガソリンスタンドを教えてくれるサービスがある。携帯電話のバッテリーが切れそうになっても、「充電」と検索すれば近くのモバイルバッテリーの場所を教えてくれ、慌てないで済むというサービスもある。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年4月27日