中国の農業農村部の劉煥鑫副部長はこのほど、全国農業全産業チェーン建設現場推進会の席上、「長年の取り組みを経て、中国はすでに生産高が百億元超の特色産業クラスタを34カ所形成し、7000以上の農業産業化コンソーシアムを生み出している。利益連結メカニズムを改善し、農民の雇用・増収ルートを拡大した」と述べた。計算によると、農業全産業チェーン内の農民の1人平均可処分所得は現在、その他の農民の平均を30%超上回っている。劉氏は次のように指摘した。
農産品市場競争は現在、各地域及び各国間の産業チェーン及び産業体制間の競争に変化している。農業全産業チェーンは地域農業主導産業をめぐり、農業の研究開発、生産、加工、保管・輸送、販売、ブランド、体験、消費、サービスなどの各部分と各主体を、緊密に関連し効果的に結びつき、互いに組み合わさり協同発展する効果的な全体にする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月1日