中国工業・情報化部の王江平副部長は1日、国務院新聞弁公室の国務院政策定例記者会見で、「1−4月の工業における一定規模以上小企業・零細企業の売上は前年同期比32.3%増となった。小企業・零細企業の全体的な発展は、持続的な回復を示している」と述べた。
王氏によると、中国は今年に入り従来の企業支援策を踏まえた上で、新たな的を絞った段階的優遇策を打ち出した。通年の新規減税額は5500億元を超える見込み。銀行業金融機関の2020年から今年4月末にかけての小企業・零細企業支援のインクルーシブ信用貸付は累計5兆8000億元。全体的に見ると、小企業・零細企業の経営環境の改善が続き、生産・経営が安定に戻っている。
会見で発表されたデータによると、1−4月の工業における一定規模以上小企業・零細企業の売上は前年同期比32.3%増、利益総額は64.2%増だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月2日